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環境活動

日本マイクロニクスは、企業活動において地球環境への配慮が重要であるとの認識のもとに、資源およびエネルギー使用量の低減、廃棄物の削減、リサイクルの促進、化学物質の適正管理など、
地球環境保全活動を継続的に実施しています。

改正省エネ法への対応

⽇本マイクロニクスはエネルギーの使用の合理化及び非化石化エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)において、「特定事業者」に指定されています。

国内の事業所すべてのエネルギー使⽤量の把握を義務付けられており、エネルギー消費原単位(※1)については事業者全体で中⻑期的な5 年度間平均原単位を1%以上削減することを求められています。

当社は、2018 年度から2022 年度の5 年度間平均で、エネルギー原単位を9.9%削減し、努⼒⽬標である1%以上の削減を⼤きく上回り達成することができました。エネルギー使⽤量は、⽣産数の増加や新規設備の導⼊に伴い、増加しております。

今後も引き続き温暖化防⽌に向け、原単位の削減を推進するとともに、省エネに取り組んでいきます。

※1:エネルギー消費原単位︓エネルギー効率を表す値。この値が⼩さい程、⽣産効率の上昇を⽰し、省エネルギー化され、温暖化防⽌へ寄与します。(当社原単位は、エネルギー使⽤量と⽣産数で算出しております)

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 エネルギー消費原単位
年度平均増減率
(2018-2022年)※2
エネルギー使⽤量
(kl)
4,578 5,130 5,325 5,602 5,767
エネルギー原単位
(kl/unit)
121.3 141.2 98.56 81.77 80.09 -9.9%

※2:エネルギー消費原単位年平均増減率(%)︓前年度エネルギー原単位を100%とし、毎年の原単位割合の平均値を⽰したもの

化学物質の適正管理

使用する化学物質は各法規制に則り適正な管理をしています。
化学物質の導入前にはリスクアセスメントにて人体への危険性を評価し、リスクに対する措置を実施しています。

また、薬品登録制度を設け、使用部門ごとに適用する法規制や使用量を管理しております。
これらは当社の順守評価手順に従い、確実に対応しています。

排水処理装置

日本マイクロニクスの青森工場では、製造工程で排出される排水が環境へ負荷を与えないように、排水処理装置を導入しており、凝集沈殿等プロセスを経た処理水を下水へ放流しています。

また、プローブカードの生産には金などの貴金属が使用されるため、排水からこれらを回収し、リサイクルをおこなっています。

その他にも、青森工場のプローブカードを製造しているクリーンルームでは、自然の外気を利用するクーリングシステムを採用するなどの工夫をおこなっています。
こうした最新システムの導入によって、これまで当社が採用してきたシステムと比較して、環境負荷の低減ばかりでなく、経費の削減も実現しています。

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