introduction
このページでは、社員4名の座談会を通じて、当社の雰囲気と
それぞれの社員が生活する拠点の様子について、お伝えします。
members
-
Oさん
青森勤務(技術職)
機械系卒
2023年入社 -
Kさん
東京勤務(営業職)
経済系卒
2021年入社 -
Cさん
大分勤務(技術職)
情報システム系卒
2005年入社 -
Iさん
大分勤務(技術職)
材料科学系卒
2019年入社
※勤務地・業務内容は取材当時のものです。
それぞれが日本マイクロニクスを選んだ理由を教えてください
-
Kさん
では、トップバッター参ります。私が就職活動をしていた時はこれから半導体業界が伸びていくだろうと思っていました。そんな業界で自分も成長したいと思って、半導体に関連した会社を探していたのがきっかけです。さらに自分は文系なので、特定の専門知識を活かすというよりは、幅広く半導体業界に携われることを会社選びの条件としていました。日本マイクロニクスはメモリ向けプローブカードのシェアが世界1位で、世界中で製品が使われています。それに検査は半導体製造工程に必ずありますよね。業界に幅広く関わりたいという自分の軸にぴったりだと思って入社を決めました。
-
Iさん
おお、ずいぶんしっかり考えたんだね~(笑)
-
Kさん
前日に当時の履歴書見て復習してきてますからね(笑)
-
Iさん
気合入ってるな(笑)自分はそんなにしっかり理論だってないかもですが……大学の授業で半導体に関わる授業が面白いなと思っていたころに、大学で合同企業説明会があり、そこで当社の話を聞いたのがきっかけです。詳しく聞いていくと、半導体製造工程の中で縁の下の力持ちのようなポジションというのに魅力を感じ、入社を決めました。他の会社の選考も受けていましたが、当社は採用担当の方の印象もよかった記憶がありますね。「一緒に働いてくれる仲間を探す」といった姿勢で、学生の自分にもフレンドリーかつ丁寧に接してくれました。選考中に話すきっかけのあった先輩社員と採用担当のやり取りからも、風通しが良い印象だったのも決め手の一つでした。
-
Oさん
私も同じような理由です! 私はインターンシップから選考に進んで入社しました。地元で働きたいな、大学で学んだ機械設計とか材料工学を生かせる場所がいいな、と思って就職活動していました。
入社を決めた一番の理由はインターンシップでの先輩社員の雰囲気です。楽しそうで仲が良さそうだったのが印象に残っていて、私も一緒に仕事したいなと思いました。 -
Cさん
私はそういった良い感じの理由ではないのですが……人に紹介されて入社したクチですね。
-
Iさん
人におすすめされるぐらい良い会社ってことですね(笑)
-
Cさん
私は弘前出身で、地元の大学で半導体分野のプログラミングやハードウェアの制御などを研究していました。大学の先生から「世界で活躍していて地元青森県で有名なところがあるよ」と紹介してもらいました。
実はそれまで当社のことは私も全然知らなかったんです。でも、家から近いし行くしかない! という感じでした。大層な志望動機ではなく、すいません(笑) -
Iさん
いやいや(笑)
先生に紹介された以外の動機はなかったんですか? -
Cさん
紹介された当時は、FPD(液晶)検査装置も当社の大きな事業の一つでした。液晶も半導体もそうですけど、自分の身近にあるものの仕組みを知れる「面白そう」という好奇心もありました。それに仕事でも大学で学んだことが活かせればいいなとも思っていたので、その願いをかなえつつ地元で働ける会社で、ラッキーだったと思います。
大学の学びと、今の仕事は、どれくらいつながっていますか?
-
Iさん
大学では半導体とは関係ない、超伝導の研究をしていました。だから研究そのものというより、大学で学んだ基礎教養的な内容の方がかなり活かされてると思います。数学とか統計学とか、大学で学んだものってこういうところに使うんだ、みたいなことが就職してからわかりました。本当にね、今までの教科書は大事です。
-
Oさん
本当に教科書、大事ですよね~
-
Iさん
インターンシップの先輩社員役をする時、最後に学生の皆さんからの質問で「学生のうちにやっとくことありますか」みたいなことをよく聞かれるんですけど、「教科書は絶対捨てるな」と毎回言っています。
-
Oさん
私は機械系出身なんですけど、授業は機械だけじゃなくて電気やソフトも、広く浅く勉強する学科でした。今働いている松崎工場では、機械・電気・ソフトという3つの部署が同じフロアで仕事していて、他の課の人の話も聞こえてくるんですが、聞いたことある単語で、これも何となくわかるな、勉強したことあるなって思うことが多いです。先ほど教科書の話があったんですけど、私もまさに今、設計の教科書を会社に持って行って仕事の参考にしてます。他には強度の計算はすごく役立ってますね。
-
Cさん
私もこの作業を楽にするためにマクロを組もうと思った時なんかにはプログラミングをやってたのが活かせています。ただ、会社に入ってから学ぶことの方がいろいろあるように感じますね。
-
Kさん
私は営業なので大学での授業というよりは、アルバイト・サークル・ゼミなど異なる場所で様々な価値観の人と交流した経験がとても役にたっています。人それぞれ興味や関心は違うので、信頼関係の築き方も違いますが、それは営業も同じです。自分は今、担当するお客さま全員に同じ接し方や提案をするのではなくて、お客さまの関心や会社の状況に合わせた提案ができるように工夫しています。それに加えて、自分の人柄が伝わるようにできればベストかなと。
-
Oさん
それはすごいですね、お客さまによって求められる会話は結構違いますか?
-
Kさん
人というか職種で違いますね。製造の方、設計の方、技術の方とでは、話し方、課題感、専門用語まで全然違います。その辺は実際に触れながら勉強しています。
働く環境や仲間との関係はどうですか?
-
Cさん
私は地元の青森工場で勤務していましたが、2016年から大分工場に勤務しています。
-
Oさん
地元から離れることに抵抗はなかったんですか?
-
Cさん
大分の開発プロジェクト開始に伴っての転勤で、2週間ほど考える時間をもらいましたが、結論が出せず。もう仕方ないからまずは行ってみて、それから今後どうするか考えようといった適当な始まりでしたが、なんだかんだ8年間大分にいますね(笑)
-
Oさん
8年も! つらいことはなかったですか?
-
Cさん
これといったことはあまり思いつかないですね。土地柄が私に合っていたのかなと思います。赴任したてのころから積極的に皆さん話しかけてくれて、徐々にご飯や温泉などのレジャーや、福岡へのショッピングなど、遠方にも遊びに行ったりするようになって、社内はもちろん外にも知り合いが増えていきました。社内の年齢や部署が異なる方でもコミュニケーションが取りやすい会社なのかなと思います。今考えると良い機会でした。
-
Oさん
私は青森の松崎工場で働いています。配属が決まったときは、ベテランの人が多いイメージだったのでちょっと不安だったんですけど、周りの先輩方は私が困っていないかよく気にかけてくださいます。優しくて面倒見がいい人ばかりで、安心感をもって働けています。最近は若い人もどんどん増えて賑やかになってきて楽しいですね。
-
Iさん
自分は青森出身なのですが、青森工場での勤務はまだ経験が無いので大分の話をしますね。オープンな雰囲気で、各人が部署をまたいで相談しあう雰囲気があります。工場の規模が青森と比較すると小さいので、部署ごとのまとまりの違いはあるかもしれませんが……。
-
Cさん
確かに、青森は組織が大きいので組織だって進めていく、という風土はあると思います。
-
Oさん
青森の人は一度打ち解けるとすごく親身になってくれる方が多いですね。自分もとてもシャイなタイプなので、先輩から打ち解けやすい雰囲気を作ってくださって、本当に助けられています。
-
Kさん
わかるな、とにかく先輩が優しいですよね。私は入社時は大分配属で、今は東京本社に異動してきました。どちらの拠点でも、自分よりずいぶん年上の部長でも気軽に、というと失礼になってしまうんですが、相談や雑談をしやすいと思います。気さくな方が多くて、コミュニケーションがすごく取りやすい環境ですね。入社からまだ数年ですし、先輩がほとんどですが、年の近い先輩も多くて、仕事の相談だけでなく、週末にサーフィンなどレジャーでも仲良くしてもらっています。
-
Iさん
俺とかね?
-
Kさん
大分時代はお世話になりました(笑)私も先輩も仕事と休暇はしっかり分けて考えるので、プライベートが無いといったことはありません。オンオフのメリハリがあって、すごく付き合いやすいです。大分では営業部門が工場の中にあったので、デスクから振り返ると技術や設計のメンバーに話しかけることができました。半導体の知識は入社時ほぼゼロだったので、知らない用語だらけだったのですが(笑)
そんなときにすぐそばの技術者の人に質問できる環境はありがたかったです。時間をかけて付き合ってくれましたし、人を育ててくれる環境があると思っています。
成長を感じたときはどんなときですか?
-
Kさん
技術者のお客さまと問題なく会話ができたときは、一段階成長した実感がありましたね。始めの方は技術的な話題になると1回話を止めてもらって聞き返していましたが、その都度分からない単語は調べてメモして自分なりの辞書を作ったりして、次第に理解できるようになっていきました。お客さまと問題なく話ができるなんて営業マンとしてできて当たり前のことなので、自慢するような話ではないかもしれないですけど、自分にとっては印象に残っている思い出です。
-
Oさん
自分なりの辞書を作るの、私もやってます!
-
Iさん
専門用語が多いから、覚えるの大変ですよね(笑)
-
Oさん
本当に……そうやって少しずつ覚えていって、1人で作業を一通りできるようになった時には、成長を感じました。最初は教えてもらいながら、2回、3回目は先輩に助けてもらいながら、徐々に先輩がいなくてもできる箇所が増えていくのは成長が実感できます。
-
Cさん
できなかったことができるようになるって、嬉しいですよね。私も、元々携わっていた製品から構造が全く異なる製品を扱うことになった時に、同じような実感を持ったなあ。部署を異動して、新しく扱う製品の仕様を一から勉強したんですけど、知識が積み重なってきたら、不具合やお客さまからのリクエストもそれほど苦労せず解決のイメージが湧きました。始めるタイミングはいつにしろ、いろいろ勉強したことが身になって、その次に繋がるって実感できた時はすごくワクワクして。私もまだまだ成長していけるなって感じましたね。
-
Iさん
やっぱり自分が検討したものが実際にお客さまのところに使われている時は格別ですね。ひと仕事終わったっていう達成感と自分のアイデアが形になったという喜びに加えて、成長の実感があります。もちろんその後のフォローも必要ですが、会社にもお客さまにも貢献できたと強く感じる瞬間ですね。
-
Kさん
やっぱり自分の考えたものが形になるのはすごいですよね。
-
Iさん
あとはこの前、海外のお客さまのフォローで出張に行ったのですが、今相手はこういうことを気にしてるんだなっていうのが分かったんです。「こうすれば直りますよ」とか「次はこういう手順を踏んだ方がいいですよ」とか、困りごとにもスムーズに答えられるようになっていて、作ったもののフォローまでしっかり自分でできるようになったんだと実感できた時は、成長できてるなと思いました。
-
Kさん
最後にいいエピソードでまとまりましたね!