株主・投資家の皆さまへ

株主の皆さまにおかれましては、格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

2020年12月期における当社グループは、『MJC Future Vision』(2018年9月期策定・公表)にて長期的に当社が目指す姿としてお示しした「QDCCSSを更に推し進めて品質と納期での競争力を高め、市場へ安心・安全を提供する事で『より豊かな社会の発展に貢献』する」企業を目指す活動に注力してまいりました。

一方で、当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から底打ち感が見られていたものの、欧州を中心に再拡大したことで経済活動の制限が再強化され先行き不透明な状況が続きました。日本国内におきましても、景況感の改善が見られたものの、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念が回復の重石になり、個人消費を中心に低迷が続きました。

半導体市場は、車載デバイスや民生機器向けデバイスが新型コロナウイルス感染症拡大等の影響で需要が一時期落ち込んでいましたが、5G通信のカバーエリア拡大と対応機種の増加によりスマートフォン需要が回復基調である他、カーボンニュートラルを目指す動きが再度活発化したことで車載デバイスもにわかに需要が増大しました。また、企業によるテレワークの活用、ステイホーム習慣の定着、キャッシュレス決済の普及等によりデータトラフィック量が増加したことで、データセンター関連需要が伸長し、需要の上下動はあるものの今後も同様の傾向が続くと考えられております。

このような事業環境のもと、売上高は、ロジック向けプローブカードが車載関連需要の低下や顧客の研究開発後倒し等があり伸び悩みましたが、メモリ向けプローブカードが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きく増加したデータセンター関連需要に対して上手く納期対応できたことで、DRAM向け、NAND向けともに好調に推移し、総じて堅調に伸びました。利益面においても、高水準な受注高を維持できたことで安定した稼働が続いたことに加え、プロダクトミックスの変化もあり、堅調に推移しました。

この結果、2020年12月期連結会計年度の業績は、売上高40,130百万円、営業利益2,775百万円、経常利益3,033百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,111百万円となりました。 なお当社では今般、決算期が国内外で異なる状態を解消し、より分かりやすい情報開示を行うため、決算期を9月末から12月末に変更いたしました。移行期間となる当連結会計年度は2019年10月1日から2020年12月31日までの15ヶ月決算となっております。

引き続き、当社グループは”MJC Future Vision”で掲げた姿を目指し、各重点施策の実現に取り組んでまいります。

皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご厚誼を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2021年3月
代表取締役社長
長谷川正義

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