二次電池についてのよくあるご質問

本FAQに記載されている内容は、現時点において当社が入手している情報に基づく一定の前提および将来の予測等を基礎として当社が判断したものであり、これには様々なリスクおよび不確実性が内在しています。また、新技術の研究開発や事業化等は、複雑かつ多数の不確実な要素に大きく左右されるため、当初想定した成果が上がらない可能性があります。

【更新:2017年9月29日】

電池性能・特長

二次電池とは?
二次電池とは、充電をおこなうことにより繰り返し使用することができる電池です。
batteniceの主な特長は?原理や構造を教えてください。
二次電池battenice®(開発中)について」をご参照ください。
従来の二次電池とどのように違うのですか?
大学との共同研究により化学電池性は確認されましたが、一般的な電池とは異なり、電解液を使用しない固体材料を用いた薄膜の二次電池です。
原材料や製造方法について教えてください。
原材料の詳細は説明できかねますが、希少金属や偏在資源を使用していませんので、材料入手に不安要素がなく製品の安定的な供給が可能です。また、製造方法に関してはお答えできかねます。
他の二次電池との性能比較はありますか?
現時点では性能比較表の公表予定はありません。
各種端末にbatteniceが採用された場合、充電時間は何分くらいに短縮できますか?
battenice自体は短時間で充放電できる能力を持っています。ただし、充電時間の短縮は電力供給側の能力との兼ね合いになり、どの程度短縮できるか具体的にはお答えできかねます。
batteniceの電圧について教えてください。
電圧は単層シートで1.5Vとなります。直列と並列接続の組み合わせにより電圧と容量を調整することができます。
2013年11月19日に公表した目標性能の達成状況について教えてください。
基礎データについては2015年6月24日発表の「二次電池battenice®の研究開発体制の変更に関するお知らせ(172KB)」の「4.技術的課題」をご参照ください。なお、充放電原理の解明が進んだことに伴い、当初、量子技術に基づく二次電池であることを前提として設定しておりました目標性能につきましては、今後相応の見直しをして行きたいと考えております。
自己放電、エネルギー密度等の技術的課題の解決状況について教えてください。
この分野に知見のある研究者の所属する複数の大学との共同研究により、原理の解明を進め、性能の向上や自己放電の原因究明を継続しております。成果は順次得られていますが、現状ではこれらの技術的課題の解決状況について特に報告できる段階ではなく、引き続きその解決に最大限努力していきます。
サイクル寿命、自己放電をガラス基材サンプルで評価している理由を教えてください。
基本特性については、試料作製条件を容易に変更でき、小規模での製造がしやすいガラス基材サンプルを使って評価をおこなうことが合理的だと考えています。これまで公表された基本特性もガラス基材サンプルを用いて評価をおこなったものです。今後もガラス基材サンプルを用いて基本特性評価をおこなっていく予定です。一方、将来の製品レベルの性能を見るためには、面積の大きな金属薄膜のデータが重要なため、試作開発ラインでの評価をおこなっていきます。
充放電プロセスの大部分が、「化学的な反応によるものである」とはどういう意味ですか?
batteniceの充放電が、従来の二次電池と同様、イオンの移動が関係した物質の変化によるものであることを意味します。
化学電池であることにより、batteniceの特長にどのような影響がありますか?
batteniceは固体材料を用いた薄膜の二次電池であり、これまでお知らせしてきたとおり、薄型・フレキシブル、サイクル寿命が長い、安全性が高い、環境への負荷が小さい等の特長を有していると考えておりますが、当初、量子技術に基づく二次電池であることを前提として設定しておりました目標性能につきましては、今後相応の見直しをして行く所存です。
batteniceの充放電プロセスの大部分が化学的な反応によるとの見解に至ったことで、今後の研究開発にどのような影響があるのでしょうか?
電池性能の向上、技術課題の解決に向けた研究開発の方向性に大きな変更はありませんが、技術的には充放電が化学的な反応によるものであることを踏まえたアプローチが必要と考えています。
開発の進捗状況はどのようになっていますか?
大学との共同研究により原理の解明を進め、性能の向上と課題の解決に向け開発を継続しております。同時に製造プロセスの最適化への取り組みと並行して、基材の薄膜化や基材への充電層の両面形成技術を確立すべく、研究開発を進めています。

電池ビジネス関連

「量産化技術の開発に成功」したとはどういうことですか?
batteniceは多層膜構造の電池ですので、シート状にすることが量産の必須条件となります。当社においては、それまで小片ガラス基板上で実験室レベルで製造されていたものを、大判シート状にしたことをもって「量産化技術の開発に成功」と呼んでいます。
batteniceの製品化への課題は何ですか?
量産化技術の確立(試作開発ラインでの検証等)をすること、実装技術の開発、目標性能に向けた要素開発、設備開発等が挙げられます。また、2015年6月24日発表の「二次電池battenice®の研究開発体制の変更に関するお知らせ(172KB)」の「4.技術的課題」に記載の課題も明らかになってきています。なお、試作(テスト生産)開始後に新たな課題が生じる可能性もあります。
Updated
試作開発ラインおよび量産について教えてください。
試作開発ラインとは、実験室レベルで製作していたシート状のbatteniceを、量産可能な方法で製造するための検証を行うラインです。現在、製造技術の検証と並行して、生産技術面から自己放電、エネルギー密度等の技術課題の解決に取り組んでいます。なお、量産への移行を目標としておりますが、その実現時期については未定となっております。
Updated
設備投資、工場の新設予定等について教えてください。
青森松崎工場で進めていた試作開発ラインの構築を、2015年春完了しました。なお、今後の量産ライン構築に向けた設備投資や工場新設等の計画については未定となっております。
共同研究の相手方は海外の大学ですか?大学名を教えてください。
現在は国内の大学です。具体的な大学名に関しては、当社の開発戦略および当社が負う守秘義務等に照らし、回答は差し控えさせていただきます。なお、共同研究先の数は研究テーマ及び状況によって増減します。
ターゲットとするアプリケーションは?車載用途、航空機用二次電池としても応用可能ですか?
薄型・フレキシブル、サイクル寿命が長い、安全性が高い、環境への負荷が小さい等のbatteniceならではの特長が活かせるアプリケーションを当面のターゲットとして検討しています。車載用や航空機用については、検討の結果、当面のターゲットから外し、長期的な検討対象としております。
既存の電池、特にリチウムイオン二次電池が用いられている製品市場において、その代替品になると考えていますか?
リチウムイオン二次電池は長い歴史があり、その間に販売価格は大幅に下がっています。batteniceが直ちにその市場に入って対等に競争できるものだとは認識していません。したがって当面は、市場や顧客のニーズを探りながら、薄型・フレキシブル、サイクル寿命が長い、安全性が高い、環境への負荷が小さい等のbatteniceの特長を活かせる市場から入っていきたいと考えています。
製品価格に関して教えてください。
batteniceは開発中ですので、現時点では未定です。事業化・製品化に合わせて検討します。
サンプルが欲しいのですが、顧客評価サンプル品はありますか?
サンプルは、評価をご希望される企業または研究機関に対し、目的を明示していただいた上で、当社の製品戦略に合致するアプリケーションに絞り込んで貸与します。なお、貸与には別途ご契約が必要となります。また、製品開発に向けた評価サンプルとなりますので、個人様への貸出しはできかねます。
サンプル提供の状況について教えてください。
以前第三者に提供したサンプルは実験ラインで製作されたもので、その際、サイクル寿命が比較的長いことや充放電特性についてご認識いただいています。現在は、試作開発ラインで製作したサンプルの提供を検討していますが、さらに高い電力密度の実現と自己放電の改善を優先するため、新たなサンプル提供はおこなっていません。
Updated
開発計画を教えてください。
原理の解明を進め、技術課題である自己放電、エネルギー密度等の改善に向けた研究開発を進めて行く予定です。並行して、製品化のための製造プロセス・実装技術の開発も促進して行く予定です。
競合する二次電池に関する新技術について調査はしていますか?
競合する二次電池に関する各種新技術については、日常から調査しています。
特許関係について教えてください。
製造方法等に関する一定の技術については、海外も含め、グエラテクノロジー社と当社が共同で、或いは当社において適宜出願しています。なお、当社の特許戦略等の理由から、各特許出願の詳細に係る情報については、お知らせする予定はありません。
グエラテクノロジー社との共同開発状況と内容について教えてください。
2015年6月24日発表の「二次電池battenice®の研究開発体制の変更に関するお知らせ(172KB)」のとおり、同日付で共同研究開発契約から、当社が引き続きグエラテクノロジー社が保有する特許・ノウハウを利用できるライセンス契約に移行いたしました。
グエラテクノロジー社とのこれまでの経緯を教えて下さい。
グエラテクノロジー社とは、2010年10月より共同で、同社の技術であるグエラバッテリーを基礎として、二次電池の製品化を目指して研究開発を進めてまいりました。この研究開発においては、同社が電池の基礎性能向上のための研究を、当社が量産化技術確立のための研究を担当しました。その後、当社は2015年6月24日をもって、同社との関係をライセンス契約へ移行するとともに、原理究明及び性能向上を目指し、大学との共同研究等を開始して現在に至っております。
batteniceの商標は今後も継続して使用可能ですか?
batteniceの商標については、継続して使用可能な措置を取っており、今後の使用に関しても問題はありません。

その他

batteniceとは何ですか?
batteniceは、MJCが開発を行っている、固体材料を用いた薄膜の二次電池の名称です。この二次電池を製品化する際の名称として用いるために、当社が保有している商標がbatteniceです。日本をはじめ一部の国でこの商標は登録されています。
展示会への出展予定について教えてください。
現時点で出展を予定している二次電池関連の展示会はありません。今後の出展予定については、当ウェブサイトの製品情報の「イベント情報」にて適時お知らせいたします。
メディアへの情報開示およびメディアの取材対応に関して教えてください。
情報開示はすべてのステークホルダーに対し、公平・公正かつ適時におこなっています。特定メディアのみに、情報を開示することはありません。メディアの取材依頼に対しては、取材の目的・内容が当社の情報開示方針に照らし合わせ、適当であると判断した場合、お受けすることになります。なお、メディアの掲載は当社による広告は除き、メディアの判断によります。
広告宣伝活動(PR情報の開示)について教えてください。
batteniceは開発品ですので、広告宣伝活動は、開発を促進させるために、または製品化を検討する上で必要となる潜在顧客や需要の把握のためにおこなう方針です。なお、特許情報や開発スケジュールについて、一般にお知らせする予定はありません。
batteniceに関する投資家向け広報(IR)について教えてください。
当社は、当社の定めた情報開示方針に基づき、投資家向け広報活動をおこなっています。batteniceに係る情報開示は、各種規程に従って実施する他、任意となる決算説明会資料や株主通信、FAQにおいて適時おこなっていきます。当社としましては、batteniceに関する関心の高さに鑑み、batteniceについて、これまでより多くの情報開示に努めていきたいと考えています。しかし、開示の是非については、企業秘密の保持、提供先の顧客等との間の守秘義務、企業競争優位性の確保、営業戦略、投資家の皆様への公平性の確保等、諸般の事情を勘案して適切判断することが求められます。
また、batteniceに関しては、上記のような理由から、投資家の皆様からの個別のお問い合わせに対するご回答は差し控えさせていただきます。FAQをご覧ください。
技術情報の漏洩防止対策はどのようになっていますか?
当社では技術漏洩対策として情報の管理・教育を徹底しておこなっています。また、当社の機密が不当に漏洩した場合には、断固としてしかるべき法的処置も考えています。
ネット上での情報の取り扱いに関して教えてください。
当社以外が運営するサイトや掲示板に記載されている情報は、当社が保証する内容或いは数値ではありません。予めご承知ください。
batteniceのドメインが第三者に取られているようです。対策は取っていますか?
実際にサイトを立ち上げ、当社に不利益を与える等不正利用が発覚した場合には、適宜しかるべき対応をしていきたいと考えています。
新事業研究開発本部における二次電池の開発体制について教えてください。
当社においては、2017年8月25日発表の「組織変更及び人事異動に関するお知らせ(113KB)」に記載のとおり、従来の二次電池開発本部を新事業研究開発本部に改組します。今後、当社は、同本部に設置される二次電池開発部にて研究開発を推進して行きます。
株主総会で上映したビデオを公開する予定はありますか?
第45期定時株主総会で積層開発品の動作状況をビデオ上映しましたが、ビデオ上でデモンストレーションに使用した開発品は、2015年6月24日リリースの性能仕様とほぼ同等で、株主総会に出席した株主様に新たな技術情報をご提供したわけではありません。またこのビデオの公開は予定していません。
太陽電池関連装置と二次電池開発の関連性について教えてください。
当社では太陽電池の検査装置を手掛けていましたが、二次電池開発との関連はありません。
PAGE TOP